2021.08.08

「プラスチックと未来展」開催!

Writtern by VIVISTOP

VIVITAの子どもたちと、海洋プラスチックごみをテーマに活動している写真家、「マンディ・バーカー」のコラボレーション展を未来のまち創造館1階の展示スペースにて開催いたします!

 

この展示では、マンディ・バーカーの作品や思いからインスピレーションを受けた世界の子どもたちが、彼女と同じように海洋プラスチックごみを題材に制作した作品を展示しており、VIVISTOPのある世界7ヶ国の拠点でほぼ同時開催される予定です。

 

マンディ・バーカーって・・・?

マンディー・バーカーはイギリスの写真家で、10年以上にわたり海洋プラスチックごみを題材に数多くの作品を生み出しています。そんな彼女の作品は世界的に評価され、これまでに数々の国際的な賞を受賞。多くの人が今彼女に注目しています。

 

マンディ・バーカーは作品を見た時に感じる「美しい魅力」と、作品の持つ「真のメッセージ」が生み出す矛盾により、作品を見る人の感情を刺激し、この環境問題に対して一人でも多くの人が認識を高めることを目指して活動しており、最終的に私たちひとりひとりが実際に前向きな行動を起こすことにつながっていくことを願っています。

金沢、そして世界の子どもたちが制作した作品の数々

金沢でも、この活動に興味を持つ小中学生6名と今年の6月に約3週間にわたりコラージュアート制作に取り組んできました。

 

実際に内灘海岸まで足を運び、自分たちで拾ってきたプラスチックごみを使って思い思いに制作したこのコラージュアートは三者三様の個性で溢れています。作品を見ていると毎日目にしているはずのプラスチックごみが全く異なるものに見えてくるのでとても不思議です。

 

このように金沢でもおこなわれたこの取り組みは、世界7ヶ国で運営されているVIVISTOP各拠点で実施されました。

 

今回の活動で「マンディ・バーカー」を知った子どもたちが理解を深めた、この海洋プラスチックごみという世界共通の課題。

子どもたちがこの課題に対して感じた思いやメッセージが表現されている作品たちは、金沢と同じように、すべて子どもたち自身が自分の暮らす地域で拾ったプラスチックごみを使って制作されました。

 

そんな作品からは、それぞれの地域によって生まれるプラスチックごみの「違い」や「共通点」を見ることができ、アートに使われた素材をよく観察してみるのもまたひとつの発見につながっていきそうです。

 

この展示は、8月11日〜9月30日までの間、金沢未来のまち創造館1階の展示スペースにてご覧いただけます。入場料やチケット、事前予約等は一切必要ありませんので是非お気軽にお立ち寄りください。

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